冷凍機械責任者試験を受験する上で、試験の難易度を把握しておくことはとても大事です。
その指標となるのが、過去の試験の合格率です。
早速ここ10年間の試験の合格率をご覧ください。※免除なし
第3種冷凍機械責任者試験の合格率(平成21年~平成30年)
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2009年(平成21年) | 7,907 | 2,597 | 32.8% |
2010年(平成22年) | 8,209 | 3,899 | 47.5% |
2011年(平成23年) | 7,878 | 3,219 | 40.9% |
2012年(平成24年) | 8,160 | 2,675 | 32.8% |
2013年(平成25年) | 8,839 | 3,023 | 34.2% |
2014年(平成26年) | 9,022 | 1,714 | 19.0% |
2015年(平成27年) | 9,801 | 2,534 | 25.9% |
2016年(平成28年) | 8,913 | 3,106 | 34,8% |
2017年(平成29年) | 8,120 | 3,007 | 37.0% |
2018年(平成30年) | 7,768 | 3,090 | 39.8% |
合格率で見ると、第3種冷凍機械責任者試験は難しいか?
ここ10年間の合格率だけを見ると、第3種冷凍機械の合格率の平均は約34.5%です。
皆さんはこの合格率をどうみられるでしょうか?
合格率が低くて合格するのは難しいと感じられるでしょうか?
資格試験においてこの合格率は、もちろん簡単ではありません。
が、
ちゃんと勉強して対策を取れば合格は難しくない合格率だと思います。
確かに、平成26年の合格率だけを見ると19.0%なので約5人に1人しか合格できていないことになるので、現にそういう年があったりはします。
しかし、受験者の中には会社から指示されて惰性で受験している人も少なくありませんし、勉強量が不十分で対策の取れないまま受験する人もいるはずです。
そう考えると、きちんと冷凍機械に関する基礎的な知識を身につけ、過去に出題された問題を解いて傾向を掴み、対策を取った人の合格率はかなり高いのではないかと思います。
合格率に惑わされることはない
第3種冷凍機械責任者試験の合格率だけをみて、合格が難しそうだと思われたでしょうか。
合格率が19.0%という難しい年が稀にあるのかもしれませんが、合格に必要な冷凍機械の基本的な知識を身につけ、過去の出題傾向をちゃんと掴んで、対策をすれば合格するのは十分に可能でしょう。
第3種冷凍機械責任者試験の受験料は8,400円(インターネット申込み:7,900円)ですので、決して安い金額ではありません。
受験されるからには、1発合格を目指してみてください。
あくまで合格率は参考程度に考え、冷凍機械の基本知識を習得し過去問を繰り返し解くことで1発合格を狙ってみてください。
そして、万が一にも難関な年に当たってしまったとしても、諦めずに合格し、免状を勝ち取って頂ければと思います。
コメント